【マイナス500万円】ミスターマーケットの逆襲
どうもチポケンです。
今までは何も考えずにお金をくれる成金オジサンくらいに考えていたミスターマーケットが、突如暴れ狂うボブサップのごとき凶悪性を見せている。
4月頃までは2000万円近かったチポケンの資産評価額はたった3週間で1500万円程度に減少した。
2000万円から1500万円になるまでの間、猛るボブサップに追いかけられ、贅肉で逃げることすらできない曙のようにボコボコになってしまった。
それではチポケンの取引を振り返って見たいと思う。
まず、日本株でスイングトレードをして4/6~4/28の間で10万円くらい吹き飛ばす。
そして、ネットフリックスの急落を確認して短期投資のつもりで買いを入れたところ間髪入れずに更なる急落を喰らう。損切りせず熱くなって負けじとナンピンした後に、再度下落で15万円の含み損を抱える。
しかも、ネットフリックス購入後に財務諸表を後から確認し、営業キャッシュフローが純利益と比べてかなり低いことに愕然とし、すでに売りたくなっているというお粗末ぶりである。
さらに、ここが底だとばかりに現金が全くなくなるまでアマゾンやアルファベットを購入し、暴落を喰らったところで自動車税の納付書が届き支払えず困窮状態に陥っている。(とりあえずペイペイ払いでその場を凌いだ)
もうしばらくは投資するお金がないので夜は米国市場を眺めず曙のように眠ることにする…
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今回、短期投資にチャレンジしながら暴落に巻き込まれ今更ながら体感したことがある。
「株式投資は短期的には人気投票」
ベンジャミン・グレアム師匠のお言葉だ。
短期投資においてその企業の優良さはほぼ考慮に入れないほうが良い。
例えば適正な価格で評価されている優良企業があったとして年20%で成長していたとする。
仮に1年間で20%株価を上昇させる効果があるとすると…
1か月での株価への影響:1.2^(1÷12)≒1.015
1日での株価への影響 :1.2^(1÷365)≒1.0005
一か月で2倍になったり半分になったりする株価で稼ごうとするとき、1%の影響を気にして優良企業ばかりを追いかけるのは効率が悪いだろうなと思う。
ましてや、1日単位では0.05%の影響しかないので無視したほうが良い。
まあ、損切りできず大暴落を喰らった後に塩漬けしても問題ないどころか超長期で考えれば儲かる確率が高いという保険はあるが…
まだまだチポケンの投資能力は伸びしろばかりであり、恐らく死ぬまで成長できるのは間違いないことが改めて分かった。
やはり株式投資は世界で一番楽しいゲームだ。
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